2007/12/09

腸内細菌で免疫力UP 

東京医科歯科大学の藤田名誉教授によれば、現代人はキレイが行き過ぎて、腸内細菌まで減らし、免疫力を低下させ、病気にかかりやすくなっていると指摘しています。

特に、風邪にかかりやすい人は腸内細菌に問題があるそうです。たとえば、O157は生命力が弱く、他の細菌が腸内にいると、活発に活動できずに軽い下痢程度で済んでしまうそうです。しかし、腸内細菌が少ない人は、O157が大きな顔してのさばるため、重い症状になるとのことです。

教授によれば、現代人が腸内細菌を減らしてしまう原因として、
「 添加物や合成保存料を多用した加工食品」が大きな要素になっているようです。加工食品は腸内で細菌が増殖できないようにする添加物が入っているので、腸内細菌が不活性化してしまうようです。
また、肉食ばかりをして、野菜、穀類、豆類、果物などを同時に摂取しない人たちが増えたことも要因になっています。
更に、エアコンなどに頼りすぎて、身体の体温調節機能が低下し、免疫力低下に拍車がかかっていることもそれを後押ししているようです。

あまり、神経質なキレイ好きはやはり困り者ということのようですね。

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