2012/11/11

直傳靈氣セミナーを受講2012.11.02-04(京都)

現在世界中でヒーリング療法として行われているレイキ(REIKI)は、正式名称を心身改善臼井靈氣療法といい、1922(大正11)年肇祖臼井甕男によって開発され、心身改善を目的とした癒しの手当て手技療法です。戦前は民間療法として100万人以上の実践者がいたようです。基本は自身の「自己回復力の改善」によって心身改善を行うものであり、いわば、自分で回復する力、免疫力を向上させることで体調が良くなるという自然の摂理を支援できる手技です。家庭で誰でもできることを目指した療法なので、やり方は手当てが基本というシンプルなものです。

この伝統的な療法は、戦後の西欧医療への傾倒と共に、政治的に排除されたことにより、家庭の民間療法として生き残りました。ただ、戦前に海外で実践していたマスターたちが、世界中にREIKI(西洋レイキ)として流布し、西欧の解釈が付加・改変され、最近になって日本に逆輸入されました。

伝統的な心身改善臼井靈氣療法はもう日本にないと言われていましたが、臼井氏の直系弟子の林忠次郎氏が育成した弟子が現在も健在であることがわかり、林忠次郎氏から直伝された霊氣療法として「直傳靈氣」がセミナーとして開催されています。

私自身は1998年に西洋レイキを学び、なんとなく理解していたものの、今回、日本の伝統霊氣を学べる機会を得て本当に良かったと感じています。私が目指す「自然回復療法」と伝統霊氣はまさに一致した考えとシンプルさを基礎にしており、非常に共感しました。自分で「治る」が基本であり、施術者が「治す」ではないことが最も無理のない治癒になると強く感じたセミナーでした。伝統霊氣を自分の整体にしっかり取り入れていきたいと感じています。

主催者の山口先生、ありがとうございました!

ご興味ある方は、下記のサイトを一度ご確認ください。

直傳靈氣:http://www.jikiden-reiki.com/index.html