2010/08/13

【施術例4】首に主訴のある患者の施術例

60歳台の女性の施術例。30歳台にムチウチを経験したため、首、肩、両腕の痺れ、腰痛、ふくらはぎの重だるさとこむら返りが主訴。さらに、最近は親の介護でそれらの主訴が悪化。特に、首の痛みが激しく眠れないときもある。それ以上ひどくなると、腕が上がらなくなる。
施術方針は、①体温35度で冷えが激しいので、少しぬるめの40度程度で肩までゆっくりと湯船につかること(通常はシャワーしかしていない)、②主訴の原因が腰とリンパ不調と出たので、該当部分を中心に施術を行う。
現在4回目の施術が終わっているが、お風呂の励行を約束どおり行っており、冷えが回復しつつある。腰痛が2回目から消え、腕の痺れが弱まってきている。首の痛みは少しあるが、以前ほどの痛みは出なくなってきた。

【施術例3】糖尿病の持病がある患者の施術例

70歳台男性の施術例。糖尿病の持病を長く患い、薬を飲んでいる。手の痺れ、肩こり、目の疲れ、ふくらはぎがこむら返りする症状。糖尿病が影響する症状もあるが、動脈の詰りが起こりやすいという血流異常が原因になっており、時間をかければ症状を緩和できることを確認。その旨説明し、施術を開始。
施術方針は、①冷え対策のため、半身浴と靴下を宅内ではくことを要請、②水分不足防止のため、お茶等の定期飲用を要請、③10~15分程度の軽い散歩を要請、④内臓、とりわけ、腎臓、胆嚢、肝臓の3臓器の機能回復の促進とした。
現在10回目以上となるが、血糖値は薬で管理可能なレベルに戻りつつあり、手の痺れ、肩こり、くむら返りなどの当初の症状は薄れてきている。3内臓器のうち、胆嚢の異常が一番大きく出ていたが、臓器マッサージが効果的であった。現在は右腎臓に症状が集約されつつある。今後も、継続的に施術を行っていく。

江戸時代の電気治療器発見!

台風被害はなかったでしょうか?今日は面白い記事をご紹介します。
電気治療器といえば、整体の世界では一般的かもしれません。
接骨院などでは必須メニューになっていますよね。
昨日の京都新聞のニュースで近江日野商人館(滋賀県日野町大窪)にて「ガルバニ電気治療器」がほぼ完全な状態で発見されたようです。
ガルバニ電池で発生させた微弱電気を数百ボルトに変圧し、治療に用いていたようです。
この治療器は1859(安政6)年製とのこと。
この治療器を見たい方は2010年10月31日まで開催の「日野商人のハイカラ道具展」で展示されているようです。

日野商人のハイカラ道具展: http://www.biwa.ne.jp/~hino-to/099.html


2010/08/11

熱中症対策

少しブログを休んでいると夏の暑さが身にしみるようになってきましたね。昔からエアコンをかけずに夏をすごしてきたのに、今年は夜だけはたまらずに室温30度でエアコンかけて寝ます。現在も室温は31度になっていますが、扇風機で何とかやっています。
とはいえ、熱中症対策をしていないと、自宅室内で熱中症にかかる方が増えているようです。一日中のエアコン生活により、自律神経による体温調節が変調し、暑いところに出ても、顔以外は汗をかかず、本来の体温調節に必要な、身体全体での発汗ができず、頭部に熱がこもって熱中症になるケースが多いようです。
対策のポイントは4つです。
①体調が悪いときは外出を控える
②外出時は通気性のよい服を着て帽子をかぶる
③のどの渇きがくる前に、こまめに水分補給
④高齢者や子供は体温調節機能が十分でないことを意識
Healthクリニック熱中症対策」のサイトに詳しい記述があります。